ウパ飼育のスターティングキット

今の季節は値段も安く、ショップでも見かける機会が多くなり
新しいウーパールーパー仲間が一気に増える時期。

ひょんなことからお手元にウーパールーパーがいて、
どう飼育しようかと困った際にはこちらをどうぞ。

今年新しく生まれたラボのウーパールーパー達は
ウパラボを通じて貰っていただいた里親さん方や、
ヤフオクから落札していただいた方の元に日々旅立っております。

新たに飼育を始める方にお問い合わせをいただいていますので、
こちらでも改めて飼い始める前に準備していただくモノについて
ご説明させていただいたものをリンクを追記して転載します。

水槽

水槽を成長に合わせて2度購入する場合には
まずは手ごろな大きさの水槽をご用意していただけますが、
何度も購入しないのならば60cm水槽をお勧めします。

水量が多いと水質も安定し水換え頻度も減らすことができます。
はじめての方には大きいようにも感じますが
飼い始めてみると「もう少し大きくてもいいなぁ」なんて感じます。

小さいサイズの方が安くも感じますが、
60cmは最もスタンダードなサイズなので流通量や
サイズの合う備品の種類も多いため安いです。

フィルター

水流を発生させてろ過をする機材です。
投げ込み式と呼ばれる水槽の底に置いて、
ブクブクと空気を出すタイプの物が安く、
設置も簡単で設置する水槽サイズも選ばず
エアレーションも同時に行えるのでお薦めします。

他には上部フィルターや外部フィルター、
外掛け式フィルター、底面式フィルターなどがあります。
それぞれ特徴があり、利用方法によって異なりますが、
どれも投げ込み式との併用も可能ですので、

フィルターについて勉強をしたり、
少し高い上位機種にバージョンアップするとしても
投げ込み式は持っていて無駄になりにくいです。

塩素除去

ハイポと呼ばれる粒状の塩素除去材が安く販売されてますが、
こちらは水に溶かす量の計測がかなりシビアです。
多いと中毒症状を起こして死んでしまう場合もあり、
割れや欠けで大きさもまばらなのでお勧めしません。

テトラコントラコロラインなど、液状の中和剤を使ってください。
容量をコントロールしやすく、中和スピードも早いため、
使いたい水を使いたいだけ水道水から調達できます。

ウーパールーパーの餌

餌はとりあえずタブレットタイプ人工餌をご用意いただければOK。
ウーパールーパーのえさ、ウーパールーパーの主食などの
ウーパールーパー専用の餌も色々なお店で出回っています。

「キャット」と呼ばれるナマズ向けの餌と成分は同じで、
底に沈む沈下性と呼ばれるタイプの餌になります。

それらの餌をどうしても食べないようであれば
イトメ（イトミミズ）などの活き餌も考えてください。
熱帯魚店などで餌用としても販売されています。

これら以外にもあると便利なものはたくさんありますし、
ここでは紹介していませんが夏の暑さ対策も必要になりますが、
節約しすぎて損をしたり、実は大きい方が安くできるなど…
間違えがちなはじめの一歩を減らす意味でも参考にしてください＾＾