ショップの質は活き餌で決まる（と思う）

ウーパールーパーも思わずぱくっとしてしまう餌、
本能で食べてしまう、それが活き餌です。

小赤は成体のウーパールーパーに格好の活き餌。
小赤自体がエサをばんばん食うので体調管理がラク。
丸々太った健康な小赤を召し上がっていただいています。

そこそこの逃げ足と維持の容易さ、
それに価格の安さから活き餌の代表格、メダカ。
小赤ほどのボリュームはありませんが、その丈夫さから管理も楽で
ウパを傷つける心配もなく安心と信頼の活餌です。

活き餌、ネットで大量に購入するのも手ではありますが
大量にストックできるスペースが無いため
送料かけてまで購入するのは気が引けるので
近所のショップに活き餌を探しにうろつくのではないでしょうか、

買い比べて行くうちに明らかな優劣があるので
具体的名店名は避けたうえで、活き餌購入時に価格以外の
優劣のポイントを明確にしようと思います。

A店の場合

こちらのお店では開店時からすでに
50匹・100匹単位で袋詰めにされています。
確かに安い上に買いやすい、その袋をレジに出せば
すぐに購入できるから待つ必要も一切無い。

一見すごくいいように見えますが
お店の閉店間際にはその袋の中で数匹の具合が明らかに悪く。
購入前から死んでしまってる場合もあります。

「死んでる分を入れても安いでしょ」じゃまずい、
エサとは言え生き物を販売する姿勢として
そういうのはどうなんでしょうか。と問いかけたい。

それに具合を悪くしたし死んでしまってるものも出る
同じ環境にいた他の活き餌（50匹なら他の49匹）も
数時間もその劣化した環境を共有しているワケで…、
どー考えてみても健康！であるはずはありません。

1度あったのは餌としてあげる前の水槽で
連日のようにバタバタと死んでしまい、1匹もあげられず。
更に以前からいた前回分のメダカも死んでしまいました。全滅。
きっと何か悪い病気でも持ち込んでしまったのでしょう..

B店の場合

こちらのお店はかなり安い。
驚く価格で提供してて更に注文を入れてから小分けしてるので
悪い状態のものは紛れにくい状態。

恐らく大量に仕入れる客をはじめ、これを目当てに購入する客も多く、
客寄せ商品なのか分かりませんが販売量が少ない模様。
つまり「メダカください」と言っても売り切れましたと言われる..
いくら良くても買えなければ意味が無いです。

しかもあからさまに常連に対しては裏から出してくるので
売り切れではなく予約扱いとでもすればいいのに…。
もしくは常連にしか紹介しないとか。

この場合の問題は買おうと思っても買えないこと。
買えないという事は安いといえど売っていないのと同義なわけです。

C店の場合

ここは「ショップの価値が活餌の扱いでわかるな」と思わせた店。
いつもは匹数を伝えてレジで受け取って購入していたのだが
先客がいたので珍しくかなり待たされ、先客の梱包を終えてから
店員さんに注文しようとしばらく後ろから見ていました。

まずは網で優しくすくい手でカウントをしています。
入ったら掲げて匹数や状態を確認、酸素を入れます。

ところが梱包後に、自分が待っているにも関わらず
見えた状態の悪いメダカを、梱包を解いた上で省き
省いた分を再度別の水槽へ入れ始めたのです。

そのメダカを注文したおっさんはとっくに
どこか別の売り場に行ってだれも見てないにも関わらずです。

こっちはずっと待っていてイライラしていたのですが、
この対応には正直唸りました。
確かに、既に10回近くにもこの店で買っていますが
今まで1回も1匹も給餌前に調子を崩したメダカはいなかったなぁ…と思う。

客がいようといまいとちゃんとしてる、
金額の高い安いでも常連客でも新入り客でも変わらず。
これはなかなか簡単にできる事ではないものです。

さてそこで落選させられたメダカがプラケに分けられてたので確認、
確かによく見ると尻尾の動きがちょっとおかしい、ほんのちょっと。
これを落選させた理由がそれなのかは未確認…。
結局パッと見だけでは落選理由が分からず。

また、とある夏の日。いつも通り活餌を注文すると
「今日は販売できません」との事。

（ははーん、常連さんを優先にしているんだな）と思いきや
調子の悪いメダカがいたそうで様子をみているとの事、
目に見えない危険も「売らない」という判断が潔くできる。

ショップのレベルは活き餌の質と見つけたり。