メキシコ、盆地地帯の湖の今
- date :2009.07.04
- writer :syogun
- pv :06863
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メキシコサラマンダーと呼ばれるだけあってメキシコ生まれ。
Buenos dias!
ビバメヒコ、アステカの頃より親しまれています。
ソチミルコ湖。
かつては乱獲と環境汚染で壊滅的な減少に。
今では乱獲は無くなったとはいえ埋め立てなどの開発と
改善されない環境汚染により生活環境は悪化の一途です。
サイトによってはソチミル湖やソチミルコ湖と書かれていて、
その湖の位置を明確に指示している資料が見つからない…。
ソチミルコという地域はあってもソチミルコ湖はないんです。
街を走るいくつかの水路や運河やクエマンコ湖、
ウエツァリン湖、トロ湖、サルトカン湖、カルトンゴ湖などあり
いくつかは水路や運河で微妙につながっている模様。
なので恐らくソチミルコ周辺の湖一帯ということでしょう。
現地のウーパールーパーの状況を紹介してくれている
ブログさんやサイトさんがいらっしゃいます。
Chinampa散策とAjolote
http://mexicana.blog45.fc2.com/?q=Ajolote
これはAjoloteと言う絶滅の危機にある両生類で、
なんとここXochimilcoにしか棲息していない、
といわれています。
※メキシコでは「Ajolote」と呼ばれています
絶滅の危機にあるのは乱獲よりも水質汚染にあるというのが
実際にXochimilco に行けばよくわかります。
水質汚染が相当ひどいものだそうです。
ウパではない他のブログでは
「大きなドブかと思ったら湖だったらしい」とありました。
Ajoloteもお出迎え。
リンク先を見ていただけると分かるのですが
座れるくらいの木彫りのウーパールーパーも。
メキシコのサンショウオウオは絶滅しつつある!
http://blog.livedoor.jp/tiamexico/archives/52199738.html#comments
昔々はメキシコ盆地の湖にいっぱいあったが、その湖もなくなり、
そのわずかな名残がソチミルコなわけであるが、
そのソチミルコの動物達も、色んな条件の変化で、
生き残れないで絶滅しつつあるものもある訳だ。
盆地の湖自体も減ってしまっているのだそう、
メキシコ峡谷からは完全に姿を消した湖も多い。
クエマンコのエコロジー公園の鳥たち
http://blog.livedoor.jp/tiamexico/archives/2007-07.html?p=2
クエマンコでの鳥の紹介記事でも補足的に紹介、
公園内の博物館にももういないのだそう。。
日本ではもちろん外来種なので自然環境には入れない、
水槽以外では生活してはいけないウーパールーパー、
故郷の仲間も自然な住まいを追われている状態らしい。
…悲しい。