ウーパールーパーにワカサギ
- date :2010.09.14
- writer :syogun
- pv :10909
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ワカサギというと湖面が凍結冬の湖でテントを張り、
アイスドリルで空けた穴に釣り糸を垂らす…。
ウパ飼育前はそんな認識しかしていませんでしたが
今となっては”ウパにあげやすい魚”という認識です。
当初は流通時期も限られていて大きさも微妙で
元々小さいのでさばこうにも手間がかかりそうな…、
しかも水も多いに汚すだろうし寄生虫も怖いと敬遠しがちでした。
そんなワカサギは小ぶりの淡水魚で秋から冬にかけてが流通の最盛期、
冷凍物は業務用スーパーなどで年間を通じて入手が可能です。
(ウパ達ルパ宗さんThanksです♪)
流通量の落ちる夏の時期でも
家の近くのスーパーで写真のようなパック約350円ほどで入手できました。
小ぶりですがこれくらいがむしろ丁度よかったりします。
ワカサギの栄養で特徴的な所は多価不飽和脂肪酸を多く含み
血液の循環を良くするEPAや神経組織の発達に重要なDHAが多く、
骨もとても軟らかいため丸ごと食べれる事でも有名で、
カルシウム、鉄分、ミネラルを摂取するのにもとても適しています。
それでいて脂肪含有量が3%以下という少なさ。
これは人工餌だけで過脂肪になりがちな食生活のサイクルに
とても頼もしい助っ人になってくれます。
以前診ていただいた動物病院の先生も曰く、
「頭や内臓は取ることなく全体をあげる事が大事」
全身を無理なく与えられる大きさでもあるワカサギは
成体サイズのウーパールーパーにはとても良い餌。
以前にひとさんのSmallBasketにて
ごまちゃんが大きめなワカサギ1匹を見事丸飲みにしていて
ウーパールーパーの野性味あふれる雄姿を拝見して以来、
「いつかは一本食い」と誓った餌でもあります^^
川魚などで怖いのが寄生虫ですが、1度冷凍する事で
体内に寄生虫がいたとしても死滅して無害化することができます。
そんなワカサギ給餌のデメリットのひとつは
水が汚れてしまうことではないでしょうか、
少ないとはいえ薄い油膜が水面に広がり、
ウーパールーパーがスルっと食べてくれればいいのですが
ブンブンハムハムすると周りに広がります。
が、ここはウパの雄姿。野性味を発揮する瞬間です。
「いいものを見れた」とこころ穏やかにお掃除を^^;
少し小さめのウパや大きさによって吐き癖のあるウパなど..
場合によっては1本丸ごとではなく2つに切っての給餌も手。
その際には尻尾&尻尾など偏らず頭&尻尾であげてください^^
(ワカサギを…ください!)
ただ、よっぽどおいしいのか給餌以来キャットストライキが多発、
今ではワカサギオンリーウパも発生中…
試される方はどうぞご注意を。。