飼いやすい色や特徴って?
- date :2010.12.15
- writer :syogun
- pv :12760
- HOME
- ウーパールーパーの入手
- 飼いやすい色や特徴って?
よりよい環境を準備したらいよいよウパ選びです、
ウーパールーパーの飼いやすさってなんでしょう。
![](img/c11.jpg)
色や見た目の特徴で難易度がかわるでしょうか、
「飼いやすさ」がウパ選びの基準の一つならぜひご一読を^^
色による飼いやすさの違い
ウーパールーパーは色の違いがあります。
原色に近いとされるマーブル、人気のリューシスティック、
華やかなゴールデン、通好みのブラック、愛らしいアルビノ。
同色でも色味の違いはかなりありますので
大まかに分けて以上の5タイプで考えてみますが
飼うことの難しさにはそう変わらないと思っています。
泣く泣くあきらめてまで断念するほどの差が無いなら
飼いたい色を優先して選んであげてください。
アルビノアイの難易度はさほどでもない
今までゴールデンやアルビノのようなアルビノアイは
目が悪く混泳に向かないと見聞きしてましたが
目の黒い種類と比べても変わらないような気がします。
目の良さを明確に測ったことがないですが
彼らは目をは違う感覚で周辺を感知しているようで
視力に違いがあるとしてもさほど差が無いと思われるのと、
目がいいからといって仲間をかじらないとはいえず、
目が良くてかじる方がたちが悪いので
金環があろうとアルビノアイだろうと、
目の違いで大きく飼いやすさが変わるとは考えにくいです。
飼いにくいウーパールーパーって
色も目も飼いにくさの指標にはならないのですが
ウーパールーパーに飼いやすさ飼い難さがあり、
例えば突然変異のようなあまり見ない色や形のウパは
成体にまで育たないケースをよくお伺いします。
もちろん固体差なので一概に言えないのですが
飼いやすいウーパールーパーという前提なら
選ばない方が得策かもしれません。
![](img/c11a.jpg)
(僕はちょっと変な色だけど難しくないよー)
また、ブラインシュリンプを給餌しているような
生まれたての幼生は食事の間隔や準備が大変で耐性も弱く
飼いやすさの面では難しいです。
逆に飼いやすいウーパールーパーは、
既に飼いこまれ、餌頻度や嗜好性も分かる場合です。
きちんと飼えるかを今まで飼っていた方から聞けるので
今までのペースを崩さずに飼ってあげられるため
ウーパールーパーの負担を減らすことにもつながります。
飼育の基本は「だろう」ではなく「もしかしたら」
調べた知識や情報は飼う上でとても大切なものですが
あなたの手元に新たに来たウーパールーパーは
今まで知ってるウーパールーパーとは違うかもしれません。
体調を崩しやすいけど回復力のあるウパかもしれなければ
体調は崩しにくいけど一度崩すと大変なウパかも。
こまめな観察と早めの対処が必要なのか、
事前の予防に力を入れてあげるべきなのか。。
新たに仲間に入ったウーパールーパーに対しては
今までの飼い方を「どうせ同じだろう」と当てはめず
小さな変化にも「もしかしたら」を想像して
癖や特徴を見つけてあげるようにしてあげてください。
「飼いやすい」のもつ語感には差がある
一般的に言う「飼いやすさ」は多少の変化にも鈍感で、
飼育者のミスや手抜きも許容してくれる手軽さなど、
手間がかからない生き物…とも取られがちですが、
ベテランさんの仰る「飼いやすい」は今までの試行錯誤の結果、
多くのシミュレーションが無意識にされているので
より多くの変化に対応できる=「分かっているから安心」で、
単純に手間の問題だけではないような気がします。
もちろんそういった経験は一朝一夕で身につくものでもなく、
違いや変化を探しながら試行錯誤するわけで、
飼育の中で悩んだり困ったりする事が大切だと思います。