飼いやすい色や特徴って?
- date :2010.12.15
- writer :syogun
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よりよい環境を準備したらいよいよウパ選びです、
ウーパールーパーの飼いやすさってなんでしょう。

色や見た目の特徴で難易度がかわるでしょうか、
「飼いやすさ」がウパ選びの基準の一つならぜひご一読を^^
色による飼いやすさの違い
ウーパールーパーは色の違いがあります。
原色に近いとされるマーブル、人気のリューシスティック、
華やかなゴールデン、通好みのブラック、愛らしいアルビノ。
同色でも色味の違いはかなりありますので
大まかに分けて以上の5タイプで考えてみますが
飼うことの難しさにはそう変わらないと思っています。
泣く泣くあきらめてまで断念するほどの差が無いなら
飼いたい色を優先して選んであげてください。
アルビノアイの難易度はさほどでもない
今までゴールデンやアルビノのようなアルビノアイは
目が悪く混泳に向かないと見聞きしてましたが
目の黒い種類と比べても変わらないような気がします。
目の良さを明確に測ったことがないですが
彼らは目をは違う感覚で周辺を感知しているようで
視力に違いがあるとしてもさほど差が無いと思われるのと、
目がいいからといって仲間をかじらないとはいえず、
目が良くてかじる方がたちが悪いので
金環があろうとアルビノアイだろうと、
目の違いで大きく飼いやすさが変わるとは考えにくいです。
飼いにくいウーパールーパーって
色も目も飼いにくさの指標にはならないのですが
ウーパールーパーに飼いやすさ飼い難さがあり、
例えば突然変異のようなあまり見ない色や形のウパは
成体にまで育たないケースをよくお伺いします。
もちろん固体差なので一概に言えないのですが
飼いやすいウーパールーパーという前提なら
選ばない方が得策かもしれません。

(僕はちょっと変な色だけど難しくないよー)
また、ブラインシュリンプを給餌しているような
生まれたての幼生は食事の間隔や準備が大変で耐性も弱く
飼いやすさの面では難しいです。
逆に飼いやすいウーパールーパーは、
既に飼いこまれ、餌頻度や嗜好性も分かる場合です。
きちんと飼えるかを今まで飼っていた方から聞けるので
今までのペースを崩さずに飼ってあげられるため
ウーパールーパーの負担を減らすことにもつながります。
飼育の基本は「だろう」ではなく「もしかしたら」
調べた知識や情報は飼う上でとても大切なものですが
あなたの手元に新たに来たウーパールーパーは
今まで知ってるウーパールーパーとは違うかもしれません。
体調を崩しやすいけど回復力のあるウパかもしれなければ
体調は崩しにくいけど一度崩すと大変なウパかも。
こまめな観察と早めの対処が必要なのか、
事前の予防に力を入れてあげるべきなのか。。
新たに仲間に入ったウーパールーパーに対しては
今までの飼い方を「どうせ同じだろう」と当てはめず
小さな変化にも「もしかしたら」を想像して
癖や特徴を見つけてあげるようにしてあげてください。
「飼いやすい」のもつ語感には差がある
一般的に言う「飼いやすさ」は多少の変化にも鈍感で、
飼育者のミスや手抜きも許容してくれる手軽さなど、
手間がかからない生き物…とも取られがちですが、
ベテランさんの仰る「飼いやすい」は今までの試行錯誤の結果、
多くのシミュレーションが無意識にされているので
より多くの変化に対応できる=「分かっているから安心」で、
単純に手間の問題だけではないような気がします。
もちろんそういった経験は一朝一夕で身につくものでもなく、
違いや変化を探しながら試行錯誤するわけで、
飼育の中で悩んだり困ったりする事が大切だと思います。