ブラインについて再考してみる
- date :2010.01.19
- writer :syogun
- pv :07931
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ブラインの孵化について改良や試作をしていますが
ここ最近でこの方法で安定してきました。
(ブラインの卵はとても小さいです)
もうしばらく試してみますが
今シーズンはこの方法で行くつもりです。
ブラインシュリンプ(アルテミア)はエビの仲間で
とても小さいながら良く動いて栄養素も高いので
孵化したてのウーパールーパーにはベストの餌です。
扱いやすいと言われてはいますが
孵化させるには結構手間のかかる条件が多く
・温度(25℃前後)
・エアレーションが必要
・孵化までに24時間程度かかる
・殻や孵化できない卵との分離
などがあります。
ビンを開封したら孵化も不要物との分離も可能ない
便利なブラインも販売されています。
こちらはインスタントベビーブラインシュリンプ、
若干コスト高で開封後は2週間程度しか保管できない
という結構残念なデメリットもあり…
“動きが鈍い”というコメントを見かける事もあります。
実際に2つを比べた事が無いので分かりませんが
鈍いとはいえ生きていれば保険的な役割はあるかと。
ただ、乾燥している卵の状態の場合でも
長期間の保存ができるわけではありませんが
孵化率が下がっていくだけなので
孵化後の分離さえきちんとできれば
2週間で使えなくなるよりかはリスクは少ないと思います。
ブラインを孵化する知識や経験は他にも生かせると思うので
ブラインシュリンプエッグからの孵化をお勧めします。
こちらをひとつのエントリーにまとめると
かなりの長さになってしまうので、
今行っているブライン製造工程の
「孵化編」と「分離編」の2つに分けてエントリーしています。
2つに分けましたが双方共にに説明不足が続き、
ごらんいただいた方にはご迷惑おかけいたしました。
下記2つからリンクしていただければと思います。
「ブラインの孵化」では、エアポンプとヒーターを共有して
1日に2回ブラインを孵化させるための方法、
「ブラインの分離」では、参考にさせていただいたサイトと
自分なりのアレンジについてです。
孵化→分離をそれぞれのフェーズで
きちんと精度を高められるよう改善続けます。