ブラインシュリンプのすすめ

キリストさんと同じ誕生日のウーパールーパーは
全部で3匹となり、初めてのお食事タイム。

…見てお分かりのように
勢い余ってブラインシュリンプを作りすぎました。
更にいうなら翌日はまだブラインシュリンプは不要です。

ブラインシュリンプは塩水湖という
塩分を含んだ湖に生息するエビ（というか甲殻類）で、
この得体のしれないエビが餌として優れている点は

• 諸々の栄養素が豊
• 稚魚や稚ウパに食べやすい大きさ
• 動きが絶妙で食べたくなる
• 乾燥した状態で保管でき、孵化が容易

この4点が織り交ざる希少な奴なのです。
ただし「孵化が容易」と書きましたが、
生きものゆえにそれなりに手間もあります。

• 一定の塩分濃度が必要
  　　→ 淡水水槽での孵化ができない
• エアレーションなどで撹拌が必要
  　　→ 空気と塩水に触れる継続的な刺激が必要
• 孵化したブラインの抽出が面倒
  　　→ 孵化後の殻や孵化しなかった卵との分離が手間
• 水で流すなどし、塩分濃度を下げる
  　　→ 淡水の生き物のエサに使用するため
• 餌としては長生きできず使用期限が短い
  　　→ 飼育が難しく、頑張って長生きさせても固くなり食べにくい

フタ開けてスプーンでひとすくい…とはいかないのが残念です。
（市販のものにはそういうブラインもあります）

（ウパは1年そこいらでこれほどの大きさまで育ちます。）

この頃の稚ウパにとって、十分な栄養補給は
今後の生育を左右する重要な期間でもあります。
多少手間がかかったとしてもブラインをあげてください。