水漏れは起こす前に対策を

起こしたくない事故に「水漏れ」があります、
漏れた水がフローリングに染み込んでしまったり。

（ガガーン…漏れてるやーん！）

アパートやマンションなら階下に水が染みてしまい
賠償問題に発展するかもです。。

水漏れを想像する度に憂鬱な気分になりますが、
可愛いウーパールーパーを飼う為ならそれにも対峙しなくてはいけません。

水を大量に入れている水槽という存在と、
その水槽から水を入れたり出したりするので
水が漏れるという危険はずっと付いて回ります。

水漏れの原因にありがちなこと

まずは水槽を清掃中などに石と水槽壁面をぶつけて決壊したり
地震などの災害で水槽が滑り落ちるなどのケースがあります。
水槽から直接水が漏れる場合には大量の水が一気にこぼれるので
アワアワと焦りながら一刻も早くこぼれ落ちた水を
割れたガラスに注意しながら雑巾などを使っていくしかありません。

水の排水や注水時に使うポリタンクやバケツなどを使うときにも
目を離して溢れさせてしまったり、ぶつけてこぼしてしまったり
水槽の決壊ほどの大事故ではありませんが結構焦ります。

他は外部フィルターなどでホースの結合部などに不備があり
気付かないうちに少しづつ漏れ出してしまう事もあります。
これは接続を直した後などに時間をあけて数度接続チェックすれば
被害を極力少なく抑えることができます。

住まいによっていろいろな被害

アパートやマンションなら下層階の人に多大な迷惑がかかります。
水槽だけではありませんが水漏れの問題はよく耳にする話で
ケースによっては全額損害賠償にもなります。

貴重な古書や高級毛皮コートのコレクターというのは稀ですが
損害賠償だけではなくてご近所関係の悪化もあるので
「ついうっかり」でやってしまうにはとても痛いアクシデントです。

一軒家のお宅で1階だとしても床下に染み込んだ水が
フローリングなどの家材にはカビの原因にもなってしますので、
文句は言われないかもしれませんが痛いのには変わりません。

水漏れ対策

換水に使うバケツやレイアウトに使うシェルターなど
材質を柔らかいモノに変えるわけにもいかないので
水槽が決壊するなどの大きい事故については
「注意深く扱う」を心がけて作業をするしかありません。

もう少しできるとしたら大量の水が漏れても大丈夫なように
拭き取る為のタオルを数枚準備しておいたり、
絞れるようにバケツを近くに置いておくなどでしょうか。

拭き取りやすいタイプのタオルも使い勝手がいいですが
吸水性のあるタイプのタオルを使うととても便利ですよ＾＾

接続部からの少量の水漏れは床に新聞紙を置いておくと
新聞紙に染み込んで色が変わるので素早く見つける事が出来ます。
ビニールシートだと色も変化せず染み込んでもくれないので
気になる時には新聞紙を敷いておくのがお薦めです。

あとは日頃のチェックの際に
直に床を触る習慣があるといいと思います。

個人賠償責任保険

どんなに気を使っても起きる可能性がある以上、
被害の大きさを考えると保険に入っておくのが一番有効です。

この「個人賠償責任保険」は他人に損害を与えてしまった際に
損害額に応じて支払ってくれる賠償保険です。
加入の際には、水槽の漏水による被害を保証してくれるかを
きちんと具体的に確認しておくといいです。

（周りの被害もそうだけど、うちらの心配もしてよね…）

この保険は単独でも販売もされているのですが、
火災保険や自動車保険に数百円で付帯することができたり、
マンションにお住まいの方でしたら管理費に組み込まれ
居住者全員が入る決まりになっているケースもあります。

この際には被害先へ直接交渉をする必要が無い
「交渉権付き」を選択しておくといいそうです。

保険はまったく水漏れが無いと無駄になってしまうものですが
万が一のために加入しておくととても心強いです。