ウパ幼生にプランクトン
- date :2010.02.20
- writer :syogun
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以前の里親募集で貰っていただいた方から
目から鱗の情報を教えていただきました。
プランクトン(ミジンコ)についての給餌は本などでも
「最高の餌のひとつ」とその文字は見つけられますが
「寒い時期の入手は困難」ともあります。
淡水のプランクトンのメリットは
当たり前ですが淡水で長期間生きていられること。
ブラインは入手も孵化も簡単で必要量を用意できるけど
淡水では胸のタイマーが点滅した状態。
そのため食べられないブラインはそのまま死滅してしまいますが、
淡水プランクトンは食べられるその時まで生きていられます!
ブラインに栄養バランスの死角はないにしても
長時間家を空けたり、ブラインを失敗したときに手の打ちようがないとき、
動物プランクトンのストックがあったらどんなにいいだろう。。
本の中でも「オオミジンコなら」と限定的に括っており、
暖かい時期であれば繁殖はしやすいですが
ウーパールーパーが繁殖するのはどうしたって冬の時期。
どんなに理想的だとしてもプランクトンは採取も育成も
どうしたって困難な季節なんだからしょうがない。
と、ずーっと思い込んでしまっていたのですが、
教えてくれた方は、この寒い時期にも関わらず、
屋外の小さいプランターという環境で、
プランクトンをブラインより大きく活き良く養成されてる..すごい..。
そのプランクトンの水づくりも
いくつもの水の掛け合わせで作っていて
驚くことにプランクトンに適したphも足し水だけで管理(鳥肌
かなり謙遜されてますがお話を聞くと
幾多の動植物を飼育されている博識の方、
私程度の知識でサイトを作ってるのが恥ずかしくなるほど..
頭でっかちの机上の空論ではなく
プランクトンが発生したプランターを「なんか面白そう」とほっとく感覚(^^;
色々な生き物の飼育を通じての偏らない経験には脱帽…
「プランクトンやりたい!」とせっつくと
気前よく色々な情報を教えていただきました。
・水の収集は川などの流れがある所は不向き
- 寒い今の時期は池や田んぼの土から耐性卵を採取
- ただしこの時期の田んぼは農薬がまかれている可能性もある
- 水の採取する姿は結構怪しい
- 飼育環境にはソイルを使うといい
早速強風に煽られながら最寄りの公園に採取してきましたが、
柵を乗り越えて木の棒片手にペットボトルを持って勤しむ様子は
一見奇妙な液体を流し込むどうしたって怪しい人にしか見えず..
時期が時期なら通報されてもおかしくない風貌^^;。
もし田んぼなどの私有地なら
一言断ってからの方がいいかも知れません^^;
(ついでに農薬についてやミジンコについても聞けるかも)
で、その採取した水を持ち帰りましたが
当たり前ながらプランクトンの影も姿も見えず。
で結局はわがままを言って、
わざわざプランクトンを送っていただいたのがこちらの写真。
小さすぎて写せてません^^;
が、底の土に無数の線が入っているのが見えるでしょうか。
確認できただけで大小3種類の動物プランクトンが
個性的な泳ぎ方や歩き方でチマチマと動き回っています。
今回いただいたものをいきなり大量に繁殖させるほどの技術はないですが^^
来シーズンまでには効率のいい採取や、種類の勉強、増やせる方法など身につけて
たまには稚ウパたちに元気な動物プランクトンをご馳走したい。。
調べまわると海水(潮溜まりなど)から
動物プランクトンの採取されている方もいたり
プランクトン給餌、実はかなりアツい^^。
もし実際に動物プランクトンを繁殖させたり
給餌に使われてる方いましたら情報お寄せください^^!