スカイアクアリウム 2011
- date :2011.07.25
- writer :syogun
- pv :05622
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今夏、六本木ヒルズで開催中のスカイアクアリウムに
ウパも参加していると聞きつけて調査してきました。
![](img/u02.jpg)
勝手な思い込みで期待を高めてしまっており、
勝手に残念ポイントも抱いてしまってしまいました。
スカイアクアリウムというイベントは
ペリエカフェががっつり入りこんで
2007年~2009年に行われていたイベントで、
250m上空のシティービューという展望台に
特殊な形状の水槽をがっちり組んでおり、
水槽を知ってる人が見たら「頑張ったね!」と
声をかけたくなるようなイベントです。
![](img/u02a.jpg)
2011年復活と聞いてそれだけでも期待していたのですが
更に「ウパも参加するでよ」とのアナウンス。
これは否が応でも期待が高まります。
撮影についてもチェックすると
フェイスブックでフォトコンテストも催されている模様で、
フラッシュ撮影をしなければ撮影もOKのようです。
(AF補助光に注意を受けたので事前の設定が吉です)
そんなこんなで、写真多めにご紹介します。
行ったつもりになってご覧ください^^
大人は2000円、高校・大学生は1500円、4歳~中学生は800。
子供と2人で2800円になりますから..ちょい高めです。
東京タワー特別展望台の225mより高い250mな展望台なので
そんな展望台を楽しめるなら十分元は取れるかもしれません。
通常料金が1500円なので+500と考えると分かりやすいです。
![](img/u02b.jpg)
シティビューに上がるとさすがの高さですが
今回の目的はあくまでスカイアクアリウム。
しかし歩けど水槽が見えません..と思ったらありました^^
こんな写真が取れるのはこのイベントだけ!
![](img/u02c.jpg)
多少満足はできたのですが、
ここまでの距離とこの先の距離を脳内計算すると
水槽と遭遇する頻度が少なすぎる!
途中ツードフランスの写真展や会場も通ったりなんかして..
![](img/u02d.jpg)
「今年は第9ステージでの接触事故は酷かったよな~」
などとツールドフランスに気を取られつつも…
ここまで水槽に出会えないのも危険だぞ!と危惧。。
結局その後、水槽に出会えないまま出口前の角に..
あそこの角を曲がってしまうと出口表示が出るはず..
手前にはレストランがあったけどあそこ潰して水槽入れたの??
しかしそんな雰囲気が無いぞ。。と思いつつ角を曲がるとやっぱり出口。
ここでようやくパンフレットを見直します。
2007年から2009年までの夏期3回にわたり開催し、約75万人のお客様を動員した「スカイ アクアリウム」が、今夏、多くの皆さまのアンコールにお応えし、約2年ぶりに六本木ヒルズに戻ってきます。
「スカイ アクアリウム」は、”天空の水族館”という海抜250mの展望台ならではのユニークなテーマで、”空の世界=眺望”と”水の世界=アクアリウム”が融け合う幻想的な空間が人気を博しました。
今回のテーマは「クール・エンターテインメント」。水の中に入るような爽快感が体感できる体験型アクアリウムが楽しめます。また展望台エリアでは話題の東京スカイツリーや東京タワーなどを背景に色とりどりの魚たちが天空を舞う姿をご覧いただけます。
あっ!
今回のテーマは「クール・エンターテインメント」。水の中に入るような爽快感が体感できる体験型アクアリウムが楽しめます。
前回までのスカイアクアリウムの紹介と、
展望スペースのさっきの水槽を紹介する説明に挟まれて
「前回までとは違うよ」的な内容が入ってるし!
私が早とちりなだけで、騙そうとしているワケでは無いのです。
シティビューを出て見渡すとスカイアクアリウム入口が。
(そこのイベントスペースは窓とかは無かったよな..うぅぅ。)
![](img/u02e.jpg)
入ると暗がりに光る水槽、素敵なレイアウト。
写真では明るいのですが実際はもう少し暗く、
とても幻想的な雰囲気です。
![](img/u02f.jpg)
このイベントでは魚の種類の表示などは省き、
水槽だけでなく空間へもデザインを施しています。
次に控えるアクアリウムシアターは日本の四季を
プロジェクションマッピングを使って水槽に投影、
水槽には新潟県中越地震で被害にあった旧山古志村の鯉。
香りも使い空間をフルに使ったアート作品です。
![](img/u02g.jpg)
隣にいた親子連れの子供が「魚、ピカピカしてかわいそう」
親も「なんで魚を挟むんだろうね」とぼそり。。
確かにアートと言うと聞こえはいいけどそうも見えます。
プロジェクションマッピングも平面な水槽よりも
もうちょっと立体的な建物とかに使ったりした方が..
ライムスターのライブみたいに表現しにく場所に使うとかさ。。
ここで、眺望と一緒に楽しめないで腐ってた気持ちが
フツフツと噴出しておりました(笑
シアターを出ると「アートアクアリウムギャラリー」
まるで額縁に入ったかのような形で表された全部で23本の水槽。
水槽内のレイアウトとライティングの妙。
とりわけ気に入ってしまった4本です^^
![](img/u02h.jpg)
![](img/u02i.jpg)
![](img/u02j.jpg)
![](img/u02k.jpg)
水草の成長も踏まえてイベントを運営する難しさに感嘆の声。
ここは水槽管理の難しさを知ってる人の方が楽しめるエリアですね^^
真っ暗な会場も大盛況です!
![](img/u02l.jpg)
ここを抜けると「オアシスブループラネット」です。
“水の中に入る爽快感を味わえる”と謳うエリア。
ここまでウーパールーパーは未登場なので、
もし出てくれるというのが嘘でないとしたらここです!
![](img/u02m.jpg)
「どこだ..どこだ..」と探してみると
部屋をぐるっと囲んでいる水槽にウパが…
![](img/u02n.jpg)
1つ1.5mほどのLOW&スリム水槽が
片面11本ほどズラッと並んでいて、
部屋で合計が22本ほど、1つに10匹ほどなので
この部屋全体で220匹ほどいる計算になります。
![](img/u02o.jpg)
ベア環境に投げ込み式のフィルターが置かれ、
おそらくこのフィルターの下に青色LEDが入っており
底面を照らした間接照明で青みを帯びています。
![](img/u02p.jpg)
色が次第にじっくり変わる部屋のライティングで
表情の変わる水槽の中では、丸々と太ったウパ達が
時に泳いだり歩いたりとうごめいています。
![](img/u02q.jpg)
水槽によっては部分欠損のあるウパがおり、
狭いスペースに混泳している以上しょうがないのか。。
と、ちょっと残念な気もします。
![](img/u02r.jpg)
ウパ好きとしてはアートアクアリウムギャラリーの
水槽のような環境でウパを見たかったと切に思います。
![](img/u02s.jpg)
このオアシスブループラネットは空間が主役のアート、
生き物はその空間に添えられた1つの要素でしかないわけで。
水の中に入る爽快感というのはやはり人間が主体。
![](img/u02t.jpg)
水の惑星に押し込まれた生き物、
人間の目を楽しませるための空間。
色彩表現の生えやすい生き物はレイアウトされてしまっており
私にはこの空間から何かを得られるような体験はできませんでした。
というのがちょっと残念なポイントです。
このスペースを出るとスカイアクアリウムが終了、
やけに俗世的な土産物売り場へ出てきます。
![](img/u02u.jpg)
そしてこの一画はかなりウパ推しのエリア、
ぬいぐるみやストラップにとウパがごった返しています。
![](img/u02v.jpg)
カウンター上にもウパが並んでおり
(あんな扱いしといて可愛さに便乗しようとは..)
とワナワナと怒りがこみ上げる..事も無く
ストラップを一つ購入して帰りました。
シティビューと水槽のコラボ、
「空中を泳ぐウパを撮影できる!」と
半ば興奮気味で赴いたイベントでしたが
ちょっと残念な結果になってしまいました。
もし夏休みを利用して都内へいらっしゃる際に、
高い場所からの眺望と、ウパを同時に楽しみたい方には
お得感があると思うので、お勧めなイベントではあります^^
アート好きな方でしたら8/28までやっている
「フレンチ・ウィンドウ展」も楽しめますし!
開催期間
2011年7月15日(金)~9月25日(日)
時間
11:00~22:00 ※金、土、祝前日11:00~23:00
※最終入館は30分前まで ※9月25日(日)は17:00まで
場所
東京シティビュー(森タワー52F)
料金
一般 ¥2,000、高校・大学生 ¥1,500、4歳~中学生 ¥800
※展望台の入館料を含みます。
主催
スカイアクアリウム実行委員会
後援
Oceans Reefs and Aquariums Japan
特別協力
エイチアイディー・インターアクティカ
アクアリウム クリエイターズ オフィス
協力
アクアプロジェクト、 Anonimo Design、 エアアロマ・ジャパン、EPSON、
MMC企画レッドシー事業部、 エル・プロデュース、 カミハタ、
カラーキネティクス・ジャパン、キョーリン、 国際錦鯉普及センター、
サウンドインターナショナル、 水作、東京コミュニケーションアート専門学校、
ドクタースリー、日本動物薬品、バイコム、ParadiseJam inc.、松野工業、ヤマハ