水槽の最適な設置場所とは
- date :2010.12.13
- writer :syogun
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最もオーソドックスな60cm水槽に水を入れた場合、
約70kgなので結構ガタイのいい成人男性くらいの重さになります。
これから水槽を置こうとしてるスペースをじっと見て、
いい体格した男性が「よいしょ」と座るイメージを想像していただくと、
ご判断の参考になるのではないでしょうか^^
どれくらいの重さになるか
オーソドックスな60cm×30cm×36cmの水槽に水を入れると
それだけでおおよそ50~55リットル(55kg)の重さに、
その水槽に底砂やシェルターなどのレイアウト用品、
上部、外掛け、外部などのフィルターも平均の重さを合わせると、
60cm×30cmの狭い面積に約70kgもの重さがかかり続けることになります。
これが90cmサイズの水槽になりますと、
60cm水槽とわずか30cmとあなどるなかれなんと200kgにもなり、
おいそれとどこでも置けるものではないと容易に想像できます。
どんな所に水槽を置くか
カラーボックスに代表されるような合成板を使った簡易収納棚や、
玄関に置かれた下駄箱の上などにいい体格した人が座ったら、
途端にメキメキと音を立てて歪んでしまうはず...なのでNGです。
テレビ台やオーディオラックなどの重みのある家電製品の専用台は
重心の掛かり方や大きさが水槽とはかなり異なるので、
すぐに支障はおきなくても長期間使用しているうちに支障が出てくるかも。
水槽周りにはエアレ用ポンプの微振動や湿気など、
重さ以外にも過酷な環境(それほど過酷ではないか^^;)があるので
水槽を置くのに適した台はやはり専用の水槽台ということになります。
重さ以外の注意
フィルターやエアレーションなどの設備は少なからず電気も使うため
プラグから繋がる場所でないといけません。
水を換える手間だけで場所は決められませんが、
注水と排水がしやすい場所に設置できるととても良いです。
直射日光のあたる場所はNGではありませんが
水温やコケの対策などが必要なので難易度が上がります。
猫や犬など他のペットを飼っている方は
お互いに支障が無いような距離や位置に気を配ってあげてください。
不安は払拭しておくのが吉
想像以上の重さで置く場所を限定してくる水槽ですが、
中にはそんな危険も顧みず強固な台も使わず維持するツワモノもいます。
簡易的なカラーボックスで数年支障なく飼育したり、
耐重設備の無い普通の出窓部分に大きな水槽を置くなど...
水槽を維持できていれば問題が無いのかもしれませんが
不在にしている時や地震が起きた時など
必要の無い不安を抱いてしまう方はしっかりした置き場所をお勧めします^^
不安定な場所に置いて、いままで問題の無かった方も、
定期的に僅かな傾きが出ていないかチェックすると幾ばくか安心できます。
もし支障が出てきたら早めに改善してくださいね^^