ウーパールーパーを子供と飼う
- date :2010.12.18
- writer :syogun
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飼育の難しくないウーパールーパーなら
子どもにも無理なく飼えるかもしれません。
ただ任せきりはちょっと危険です、できれば一緒に飼いましょう。

(お父はん、お母はん…。この子信じて大丈夫でっか?)
難しくないので無理ではない
毎日必ず2回餌をあげなくてはいけません!とか、
温度管理は1℃単位でしっかり記録をとって!とか、
水換えをこまめに!とかまで厳しくはありません。
様子を見ていつもと変わらないかを確認して、
2・3日に1回程度のペースで餌をあげさえすれば
ウーパールーパーは無理なく飼育してあげることができます。
換水も持てる大きさのバケツにすれば無理なく出来ますし、
フィルターの掃除も掃除しやすいモノにすれば
子どもだけでも無理なく飼える飼いやすい動物だと言えます。
任せきりにしてしまうのは無責任
ただ、子どもならではの間違いや勘違いというものがあります。
欲しがるからと言っていつもより沢山の餌をあげてしまったり、
食べるからと言って家の周りから虫を取って与えてしまったりです。
いつも食べたいだけ与えていたらどんな生き物も不調になりますし
必要以上の餌を与え食べ残しをさせると水環境にも影響します。
家の周りの虫や生き物は農薬などが付いていたり、
水槽内に寄生虫などを入れてしまう場合もあります。
これらは知らないだけで悪気が無いだけに、
大人が見て判断してあげる必要があります。
その際には大人が単に教えるよりも、
子どもと一緒に楽しみながら調べるのはいかがでしょうか。
飼い方を教わるだけでなく「調べ方」を知ることで
新たな飼育知識を自ら勉強するきっかけになります。
サポートをしなくてはいけない事
「子どもを信じて最後まで任せてみる」
というのは聞こえがいいかもしれないですが、
命を預かってもらう生き物からしてみたら酷い話です。
もし飼育が子どもでは無理だと判断したら
親が責任を持って飼育するつもりで許可をしてください。
命に対しての責任は放任してはいけません。
例えば経済的な部分。
子どもがおこずかいとだけ相談してしまうと
「安い」という理由だけでのチョイスや、
買い換えの必要がある備品が準備できないかもしれません。
他には情報の読み取り方。
説明書等も読みにくい漢字を使っていてもルビはありませんので
もし誤った使い方をしてしまっても気付きませんし、
例えば「沈下性」の文字が読み解けなければ
重要性に気付かず間違えてしまうこともあるかもしれません。
大人が参加しなくてはいけない事を踏まえてサポートしつつ、
子どもに任せる部分を少しづつ多くしてあげてください。
「分担して一緒にする」がいい感じ
飼育をほとんど任せられるとしても餌を一緒に買いに行ったり、
水換えを親子のイベントにしたり、飼育に親子が参加すると
ウーパールーパーの小さな変化を話題にしたり、
新しい飼育用品についていろいろ話してみたりと会話も増え
大人も知らなかった飼育の方法や子どもの一面を知ることができます。
そう考えてみると「任せきり」よりも
断然「分担」の方が得るものが多いのではないでしょうか^^