ミューテーションウパのバイブル

「ウーパールーパー」について調べた事がある方なら
一度はご覧になられてるであろうASOVITAEさん。

この度、より深く専門的に、それなのにとても分かりやすく
「Axolotl Site」のコンテンツをリニューアルされました、必見です！
（残念ながら既にサイトは終了した模様です）

ウーパールーパーの表現色については、当ラボサイトも含めて
どちらのソースも同じような情報から引用しているのが一般的ですが、
もう少し先の深い情報は知りたくても誰も教えてくれませんでした。

ところがASOVITAEさんの場合、
色が表現される理由や見分け方も紹介されていて、
しかもそれらが机上の空論や受け売りではなく
実際に参考例を”産出”され、解説をしてくれるという、
稀有..というよりも無二のサイトさんです。

以前から表現色の写真と一緒に
遺伝情報を添えて紹介されていましたが
今回のリニューアルでは種類も各段増えており
しかも遺伝情報をそっと添えるだけでは無く
表現のされ方について分かりやすい説明までされてます。

ノーマルカラーを紹介されてるページであれば
同じタイプのカラーでも写真を並べると違いが一目瞭然、
1匹のみ飼われてるウパ飼いさんでも
同棲中のウパがどんな特徴を持っているか分かる程
とても丁寧に説明をされています。

更には以前から既に紹介点数が半端ではなかった
ミューテーションについても更にバージョンアップしていて、
発生初期の後天的な可能性にも言及されています。

表現色だけでは分かりにくいダルメシアンの系統を
金環などの目のタイプから割り出されてもいる。

ダルメシアンを紹介しているページで
順に並んでいる子達は全て同じ両親（ブラック×ブラック）からで、
2009年1月生まれの兄弟とのことなのでつい昨年のこと。

飼育の難しいと言われているミューテーションですが
お伺いしてみると通常固体と差異は無いとのことで
成長も早く7年飼育されたケースも教えていただきました。
（これは単純に飼育レベルが高いからかもしれませんが＾＾；）

体型・色彩ともミューテーション同士の掛け合わせでも
ノーマルタイプと同様。…とサラッと書かれているが、
この部分を調べようとしたら激運スキルがあっても数年かかります…（汗

サラサラ書かれてるのですごく気付きにくいけど
こんな深い内容を惜しげも無く紹介されるのは
なかなかできる事じゃない…、すごい事です。

ミューテーションが発生する確率は3％とのこと、
これはミューテーション同士だとしてもノーマル同士と同じ確率です。
ミューテーションは突然変異であって、
ダルメシアン柄を形成する遺伝情報で持つというわけではなく
基本的には一世代のみが突然表現した色でしかないワケです。

先に仰っていた後天的である可能性は
もしかしたらこのあたりに起因するのかも…。
と、勝手に推測しては想いを馳せ楽しんでます＾＾