ブラインの「孵化」方法について
- date :2010.01.12
- writer :syogun
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孵化には24時間が必要なため、1日2回給餌するには
常時2本を同時にセットしておく必要があります。
![](img/n07.jpg)
温度管理とエアレーションを2つに対してする必要があり
湯煎のように温めればヒーターは一つでいいですが
エアレーションは2つ必要になるワケです。
当初はエビ水槽にお邪魔する形で
ペットボトルを浮かべていましたが、
3本浮かべる必要が出てきてしまい、
さすがにエビ達からも抗議が来てしまいました。
そこで孵化用のミニタンクを用意し、ヒーターを共有させ、
エアレーションも直列させて共有することにしました。
図式だとこんな感じ
![](img/n07a.jpg)
ペットボトルの蓋にプラジョイントと同じ大きさの
2つの穴をあけてプラジョイントを装着します。
蓋とプラジョイントは密着したいので
必要であればグルーガンを利用されてもいいと思います。
![](img/n07b.jpg)
(穴はきれいに開けた方が後々楽です)
ペットボトルを密閉することで中に入った空気の圧力で
次のペットボトルへ空気を送り込みます。
撹拌の状態を良くして孵化率を高めるために
数種類のエアストーンで試してみましたが
何も付けないチューブのままの方が孵化率が高まりました。
(こちらはエアポンプの力も影響すると思います。)
ペットボトル内に入るチューブは長すぎず短すぎず
ちょうど底に付く程度がベストです。
ペットボトルは回転しながら蓋を閉めるので
中でうまくねじれる点が撹拌に好影響を与えます。
外に空気を送りだすプラジョイントには
中に垂らすエアチューブは付けないでください。
圧力によって水が送り出されてしまいます。
最後に重要な注意点なのですが、
湯煎用にヒーターを入れるミニタンクは水量が少ない方が
温度管理がしやすいのですが想像以上に蒸発が早いです。
万が一ヒーター部分が水面より上に出てしまうと
ヒーターが壊れたり場合によっては火事になりますので
ある意味ブラインの孵化状況よりも注意してください。