ブラインの「孵化」方法について
- date :2010.01.12
- writer :syogun
- pv :08130
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孵化には24時間が必要なため、1日2回給餌するには
常時2本を同時にセットしておく必要があります。
温度管理とエアレーションを2つに対してする必要があり
湯煎のように温めればヒーターは一つでいいですが
エアレーションは2つ必要になるワケです。
当初はエビ水槽にお邪魔する形で
ペットボトルを浮かべていましたが、
3本浮かべる必要が出てきてしまい、
さすがにエビ達からも抗議が来てしまいました。
そこで孵化用のミニタンクを用意し、ヒーターを共有させ、
エアレーションも直列させて共有することにしました。
図式だとこんな感じ
ペットボトルの蓋にプラジョイントと同じ大きさの
2つの穴をあけてプラジョイントを装着します。
蓋とプラジョイントは密着したいので
必要であればグルーガンを利用されてもいいと思います。
(穴はきれいに開けた方が後々楽です)
ペットボトルを密閉することで中に入った空気の圧力で
次のペットボトルへ空気を送り込みます。
撹拌の状態を良くして孵化率を高めるために
数種類のエアストーンで試してみましたが
何も付けないチューブのままの方が孵化率が高まりました。
(こちらはエアポンプの力も影響すると思います。)
ペットボトル内に入るチューブは長すぎず短すぎず
ちょうど底に付く程度がベストです。
ペットボトルは回転しながら蓋を閉めるので
中でうまくねじれる点が撹拌に好影響を与えます。
外に空気を送りだすプラジョイントには
中に垂らすエアチューブは付けないでください。
圧力によって水が送り出されてしまいます。
最後に重要な注意点なのですが、
湯煎用にヒーターを入れるミニタンクは水量が少ない方が
温度管理がしやすいのですが想像以上に蒸発が早いです。
万が一ヒーター部分が水面より上に出てしまうと
ヒーターが壊れたり場合によっては火事になりますので
ある意味ブラインの孵化状況よりも注意してください。