ウーパールーパーの産卵を前倒す
- date :2009.12.22
- writer :syogun
- pv :07834
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お譲りいただいた尾芽胚期の卵が
もう少しで孵化しそうにまで成長しました。
エラも見えるまでにスクスク育っております。
秋口の栄養補給から、クーリングのタイミング、
更には気温をゆっくり上げてあげると産卵を早めに促す事ができます。
夏前にある程度の体力をつけられるまでに成長できるので
夏越えに備えて強い子に育つ期間を稼ぐためです。
日本の多くの地域では気温が下がり切る時期が遅く、
クーリングが1・2月に行えたとして産卵~孵化をするのが春先。
そうすると夏までの期間はおよそ3ヶ月です
生後3ヶ月だとブライン卒業して間もない頃なので
あの夏の高く暑い壁を越えさせるにはちょっと酷です。
(中学一年生が詰襟学生服で就活するような..)
(写真左は尾芽胚期ではなく、更にもう少し経過した状態です。)
こちらの卵をお譲り頂いた方の場合
お住まいの環境も手伝って秋口からクーリングに入って
11月後半から12月にまたいでの産卵に至ったのだそうです。
最近はオークションでも卵がチラホラ出回り始めてますし、
少し早めに繁殖に入るのは思ってたよりも常識なのかもしれません(焦
繁殖シーズンの終わり際になるとオークションなどでは
驚くような投げ売りも散見されますし、
シーズン前半の方が貰い手も多いので
手放す際の負担は軽いのかもしれませんね^^